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サブ島イカット（エイ）

★ 商品詳細

島嶼国インドネシアの東部に連なるヌサトゥンガラの島々。
そのヌサトゥンガラの島々の中で、スンバ島とティモール島のほぼ中間に浮かぶサブ島（サヴ島）は6万人程の人々が暮らす小さな島です。
この島では落ち着いた色彩に花様のモチーフなどが浮かぶ優雅さの漂うイカットがつくられております。

こちらは2010年頃につくられたエイ（女性用腰衣）です。
天然染料によるかなり濃い目のこげ茶色（一見、黒にも見えるような濃さです）と黒をベースに華やかな花文様が織り込まれ、所により赤と黒の昼夜織りが施されております。
尚、ライン部分に使用されている青は合成染料となります。
「イカットの島」とも呼ばれるサブ島の味わい深いイカットを、どうぞお楽しみ下さい。

尚、こちらのイカットは、昔ながらの腰機（地機）によってつくられておりますので、幅広に仕立てるために“二枚はぎ”となっており、より伝統が感じられる風合いとなっております。“二枚はぎ”については、こちらをクリックしてご覧下さい。≫

★ 備考（こちらの織物について）

こちらのサブ島イカットは2010年頃につくられ、実際に使用されていた織物（古布）です。色あせや経年感がありますので、ご注文の際はその点をご留意の上お願い致します。また、縫い合わせ部分は手縫いという事もあり、縫いが緩めの場合もございます（このお品では青の糸を使用して縫われております）。織物の状態についてご不明な点がおありの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

〔筒形サロンの構成について〕

こちらの筒形サロンは2枚の同柄の布を横に縫い合わせ、更に筒型へと縦に縫い合わせておりますので、縫いが十字になっている部分がございます。詳しくはサムネイルの図を参照下さい。

★ 用途など

サブ島イカットのエイは、女性用の腰衣として筒型に縫い合わされたサロンです。イカットハンガーや竹材などに掛けてタペストリーとして壁のインテリアに、そして生地素材などとして、アジアの息吹を暮らしの中で様々にお楽しみ下さい。